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「ふたりの愛ランド」(ふたりのあいランド)は、1984年に発表された、石川優子とチャゲによるコラボレーション・シングル。 == 解説 == 「ふたりの愛ランド」は1984年JAL沖縄キャンペーンソングとして44万枚弱を売り上げ、その夏最大のヒット曲となった。 当時、チャゲ&飛鳥のシングルA面はすべて飛鳥がメインボーカルをとっていたために、チャゲは、シンガーソングライターとして単独でもやっていけるほどの充分な実力を有しながらも、自身がメインボーカルを務める楽曲は、常にB面にとどまっており、彼が目立つ機会は皆無といっていいほどだった。 レコード会社のヤマハとしても、チャゲを前面に押し出して売り出す機会を狙っていたのであるが、そんな折、JALのCMソングとしてヤマハに依頼があり、そこでチャゲの作った「ふたりの愛ランド」に白羽の矢が立ったのであった。 ただ、あまりにもチャゲ&飛鳥とは曲調の異なるデュエットソングだけに、飛鳥と組むのではなく、前年にJALのキャンペーンソングを担当した石川優子と組むことになった。 石川優子も、チャゲと時期を同じくしてデビューしたシンガーソングライターであり、1981年に「シンデレラサマー」が大ヒットして当時既にトップアーティストの仲間入りを果たしていたことから、チャゲとのデュエットは話題性充分であった。 歌詞は沖縄をイメージして書かれており、当初は歌詞に「ココナッツ」と入れていたが「ココナッツは沖縄には無い」と言われ、苦肉の策で「ここは夏」の「ココ夏」に変更したというエピソードがある〔フジテレビ『SMAP×SMAP』2009年8月10日放送分より〕。 「ふたりの愛ランド」と「渚の誓い」のオリジナルバージョンは石川優子のアルバムには収録された事があるが、チャゲのアルバムには収録された事が無い。2009年発売の「Many Happy Returns」に「ふたりの愛ランド2009」として再録されたものが収録されている(石川優子も参加)。また、2012年には限定シングル「GO!GO!GO!」のカップリングに「チャゲトルズ・カヴァーバージョン」としてセルフカバーしたものが収録された(女性パートは久松史奈が担当)。 1990年にはチャゲが石川優子のコンサート「石川優子 ファイナル・コンサート 愛を眠らせないで」に飛び入り参加し、「ふたりの愛ランド」を披露した。 また、2004年に行われたCHAGE and ASKAのコンサート「CHAGE and ASKA 25th Anniversary Special チャゲ&飛鳥 熱風コンサート」でも「ふたりの愛ランド」を披露している〔観客が石川優子のパートを担当、メドレーの中の一曲として披露〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ふたりの愛ランド」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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