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ふたり鷹[ふたりだか]
『ふたり鷹』(ふたりだか)は、新谷かおるによる日本の漫画作品、およびそれを原作としたテレビアニメ作品である。 == 概要 == 本作は、『週刊少年サンデー』(小学館)1981年(44号)から1985年(32号)まで連載された。新谷はそれまで月刊誌と隔週刊誌の連載経験のみであり、本作が初の週刊誌連載である〔週刊少年サンデー創刊50周年記念特別増刊『少年サンデー1983』 (2009年7月15日発売) p.213 を参照。〕。タイトルは日本映画にありがちなダサいものらしく、ダサくダサくして決定したという〔『新谷かおる Art Collection』(CD-ROM、発売:ガイナックス・1999年)のロングインタビュー・作者コメントを参照。〕。 単行本は全19巻、復刻版(スーパービジュアルコミックス版)は全7巻、文庫版(スコラ漫画文庫シリーズ版、MFコミックス版)は全11巻が刊行されている。第30回(1984年度)小学館漫画賞受賞。漫画作品で初めて耐久二輪レースを主題にした本格的な題材描写と、ラブコメやドタバタギャグを多分に含みながらも時には人の生死や複雑な人間関係を重く描いたエピソードもあり、娯楽性の高いストーリー構成となっている。 連載開始当初は読者人気投票での順位が伸びず、新谷はレースになぞらえ「下位からのスタートで、打ち切り寸前だった」と語っていた〔〔まんが情報誌『ぱふ』1984年7月号 - 特集:新谷かおる2 p.9 - p.12 を参照。〕が、週刊誌向けにストーリー構成を練り直すなどの試行錯誤を経て徐々に順位を上げ、最高で2位まで上り詰めた〔結果、上述の通り小学館漫画賞を受賞し最終的に同誌の看板作品の1つとして高い人気を得た。 また、1984年にはフジテレビでテレビアニメ化された(後述)。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ふたり鷹」の詳細全文を読む
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