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「雪の宿/ふるさとは今もかわらず」(ゆきのやど/ふるさとはいまもかわらず)は、新沼謙治が2012年に発売したシングル盤コンパクトディスクである。 == 解説 == 本題2曲は両A面のシングルとして2012年11月21日に日本コロムビアよりカップリング発売された。ジャケットは新沼がデビュー当初から旧知のグラフィックデザイナー横尾忠則が描き下ろした〔。 「雪の宿」は、男女の恋愛模様を雪に託してしみじみと歌い上げている。岩手県大船渡市出身である新沼が、雪をテーマにしてヒットしたシングル「津軽恋女」等に連なる、新沼演歌の世界を表現した作品〔新沼謙治 震災、夫人の死乗り越え新曲 総力戦で仕上がった喜びかみしめ スポーツニッポン 2012年11月25日付〕。 「ふるさとは今もかわらず」は、2011年に新沼自身の故郷である岩手を中心に東北地方を襲った東北地方太平洋沖地震からの復興を願い、「震災で傷ついたふるさとを励ましたい」という思いで新沼自身が作詞・作曲を手掛けた。レコーディングにあたっては、若年世代の女声コーラスの声を入れたいと考え知り合いの長崎の音楽教師に編曲を依頼、新沼の母校である大船渡市立第一中学校と長崎市立岩屋中学校、杉並児童合唱団のコーラスを参加させ、ふるさとの風景を思いながら新沼が爽やかに歌い上げている〔。テレビ等で取り上げられると学校や合唱団から合唱譜の要望が発売元の日本コロムビアへ殺到、同社ホームページ上にて期間限定で楽譜を無料公開したところ3千件以上のダウンロードを記録した。 本曲はテレビ出演等の反響を受けて新編曲で後述のシングル「ふるさとは今もかわらず シンフォニック Ver./合唱 Ver.」として翌2013年7月3日に再リリース〔一歩踏み出して笑顔を 新沼謙治さん、岩手にエール 朝日新聞 2013年12月29日閲覧〕、同日発売の新沼のシングル「今きたよ」(日本コロムビア COCA-16744)にもカップリングとしてオリジナル版が収録された。また、白石哲也による新たな編曲で合唱曲として同年11月発売の小学校教材用の譜面集『旅立ちの日に2 決定版!みんなでうたう卒業式の歌ベストセレクション(同声版)』(音楽之友社、ISBN 9784276571747)に採用され、すみだ少年少女合唱団に新沼自身も加わって新たにレコーディングされると、同年11月20日発売のタイアップCD『旅立ちの日に2 決定版!みんなでうたう卒業式の歌ベストセレクション(同声版)』(日本コロムビア COCE-38298)に収録されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「雪の宿/ふるさとは今もかわらず」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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