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ふるさとライナー九州 : ウィキペディア日本語版
ムーンライト九州[むーんらいときゅうしゅう]

ムーンライト九州(ムーンライトきゅうしゅう)は、かつて西日本旅客鉄道(JR西日本)が新大阪駅(運行開始当時は京都駅) - 博多駅(一時熊本駅)間を東海道本線山陽本線鹿児島本線経由で運行していた臨時夜行快速列車。本稿では、特に記さない限り、現時点での最後の運行であった2008年-2009年年末年始時点での概況を記す。
2008年-2009年の年末年始を最後に運行終了している〔JR:春のダイヤ改正、ムーンライト廃止 関西発の夜行列車消える - 毎日新聞、2009年4月4日付〕〔ムーンライト九州、事前発表もなく姿消す - 読売新聞 2009年7月12日付〕〔さよなら青春の夜行快速 関西発着の「ムーンライト」 - 朝日新聞 2009年6月22日〕。
== 運行概況 ==
主に学校の長期休暇の時期にあわせ、年末年始に運行された(一時期はゴールデンウィークなどにも運転されたことがある)。臨時列車ながら、最長距離を走る夜行快速列車であった。一時期は自由席車が連結されていたが、2003年夏期以降、全車普通車指定席となっていた。
運転時期は青春18きっぷの発売時期と重なり、快速列車であるため同きっぷが使用可能であるが、指定席券の購入が必要。青春18きっぷを使えば関西 - 九州間を高速バスよりも安く移動できることや、後年は快適度を向上させたリクライニングシートカーペット席も備えた車両で運行していたこともあり〔「ムーンライトながら」並みに人気が高かった。
本列車が0時を過ぎて最初に停車する駅は上り・下りともに岡山駅であり、岡山駅をまたいで乗車する場合は青春18きっぷ2回分(もしくは当該区間に有効な別の乗車券類)が必要であった。但し、岡山から九州へ往復する場合は、帰りに厚狭が23時台の最終停車駅となり、翌日の最初の停車駅は4時台ながら、岡山となるため、青春18きっぷ1回分2,300円と指定席料金・往復1,020円の合計3,320円で済んでいた。なお、岡山から大阪方面への往復利用も同様であった。
機関車牽引の客車列車であるが故に速度が上げられず、関西側では新快速ダイヤに少なからず影響を与え、九州側で「ソニック」や「きらめき」などの特急のほか、普通・快速電車を運転停車で待避するダイヤとなっていた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ムーンライト九州」の詳細全文を読む



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