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ムーンライト九州(ムーンライトきゅうしゅう)は、かつて西日本旅客鉄道(JR西日本)が新大阪駅(運行開始当時は京都駅) - 博多駅(一時熊本駅)間を東海道本線・山陽本線・鹿児島本線経由で運行していた臨時夜行快速列車。本稿では、特に記さない限り、現時点での最後の運行であった2008年-2009年年末年始時点での概況を記す。 2008年-2009年の年末年始を最後に運行終了している〔JR:春のダイヤ改正、ムーンライト廃止 関西発の夜行列車消える - 毎日新聞、2009年4月4日付〕〔ムーンライト九州、事前発表もなく姿消す - 読売新聞 2009年7月12日付〕〔さよなら青春の夜行快速 関西発着の「ムーンライト」 - 朝日新聞 2009年6月22日〕。 == 運行概況 == 主に学校の長期休暇の時期にあわせ、春・夏・年末年始に運行された(一時期はゴールデンウィークなどにも運転されたことがある)。臨時列車ながら、最長距離を走る夜行快速列車であった。一時期は自由席車が連結されていたが、2003年夏期以降、全車普通車指定席となっていた。 運転時期は青春18きっぷの発売時期と重なり、快速列車であるため同きっぷが使用可能であるが、指定席券の購入が必要。青春18きっぷを使えば関西 - 九州間を高速バスよりも安く移動できることや、後年は快適度を向上させたリクライニングシートやカーペット席も備えた車両で運行していたこともあり〔「ムーンライトながら」並みに人気が高かった。 本列車が0時を過ぎて最初に停車する駅は上り・下りともに岡山駅であり、岡山駅をまたいで乗車する場合は青春18きっぷ2回分(もしくは当該区間に有効な別の乗車券類)が必要であった。但し、岡山から九州へ往復する場合は、帰りに厚狭が23時台の最終停車駅となり、翌日の最初の停車駅は4時台ながら、岡山となるため、青春18きっぷ1回分2,300円と指定席料金・往復1,020円の合計3,320円で済んでいた。なお、岡山から大阪方面への往復利用も同様であった。 機関車牽引の客車列車であるが故に速度が上げられず、関西側では新快速のダイヤに少なからず影響を与え、九州側で「ソニック」や「きらめき」などの特急のほか、普通・快速電車を運転停車で待避するダイヤとなっていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ムーンライト九州」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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