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ふれあいシャトルは、北海道虻田郡ニセコ町がかつて運行していたコミュニティバスである。 ニセコ町の公式ホームページでは「(ニセコ)町内循環バス「ふれあいシャトル」」と案内されているが、ニセコバスの専用車両には「ニセコふれあいシャトル」と表記されている。 == 概要 == 2002年4月に、それまでニセコ町が独自に運行していたスクールバス、福祉バスとニセコバスの一部路線を整理統合する形で運行開始。それに伴いニセコバス福井線(蘭越出張所-昆布駅前-ニセコ駅前)は運行回数が大幅に削減されている。また、運行開始以前にもニセコ町内のスクールバスはニセコバスに運行委託されており、その当時からニセコバスの車両がスクールバスとして使用されていた。 運行開始当初は貸切車両を間合い運用していたが、親会社である北海道中央バス及びグループ会社の貸切事業再編によりニセコバスの貸切事業のウェイトが大きくなったため北海道中央バス及びその系列バス会社から車両を移籍した上でふれあいシャトル専用車として運用している。車両は三菱ふそうトラック・バスのエアロミディが主に使用されていた。 運賃は1乗車100円で小学生は半額の50円、未就学児童は無料で乗車でき、また、ニセコ町内の小・中学校およびニセコ高等学校へ通学する場合は教育委員会発行の乗車証明書を提示することで通学時の運賃が無料となっていた。 また、高齢者や障害者は、停留所にかかわらずフリー乗降が可能。ただし、国道5号及び道道岩内洞爺線上ではフリー乗降ができない。 2008年5月から、乗り合いバスでは全国初の、車外後方に自転車を積める特製キャリアを開発。ニセコ特有の一方的な坂の地形を逆手にとり、高原地域から市街地や観光地への移動を、下りは自転車でほぼペダルを踏まず楽に散策でき、上りは自転車と共にバス乗車できるようになった。ECOな移動手段として、また新たな観光ツールとして、自転車でしか味わえないニセコを直に感じることができる。 2012年9月30日をもって運行を終了し、以後はスクールバスおよびデマンドバスによる運行となる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ふれあいシャトル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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