|
ラヴ(Love)は、1970年に発表された、ジョン・レノンのアルバム『ジョンの魂』収録の楽曲及び1982年、1998年に発売されたシングル。 歌詞は、「アクロス・ザ・ユニバース」と同様に松尾芭蕉の句集からインスパイヤされて作ったといわれ、愛の概念について短くシンプルに書き連ねられている。 演奏も、ジョンのアコースティック・ギターと、フィル・スペクターのピアノだけである。 この曲は、ジョンの生前にはシングル・カットされなかった。1982年に初のベスト・アルバム『ジョン・レノン・コレクション』に収録された際、このアルバムからのカット曲として初めてシングル・カットされている(B面は『イマジン』の収録曲「真実が欲しい」)。しかしこのヴァージョンは、ラジオでのオンエアを考慮し、冒頭とラストのピアノ・ソロパートが歌の部分と同じリミックスがなされたものである。ちなみに、オリジナルは前曲の「思い出すんだ」のラストである爆発音とクロスフェードする流れになっているため、フェードインで始まるイントロとなっている。 == 補足 == *日本ではによるカヴァー・ヴァージョンが1971年にオリコンで最高19位を記録するヒットになった。 *尾崎紀世彦は、1972年のアルバム『尾崎紀世彦 アルバムNo.5』でカヴァー、『尾崎紀世彦の世界』に収録された。 *また、和田アキ子も1974年に「ふれあう愛」(愛は「ラブ」と読む)というタイトルで日本語の歌詞でカヴァーしている。 *イギリスのバンド、ドリーム・アカデミーが、アルバム『A Different Kind Of Weather』(1990年)でカヴァー。リカット・シングルにもなった。 *1998年には日本テレビ系列のテレビドラマ『世紀末の詩』でエンディングテーマとして使用され、タイアップに際して再びシングル・カットされた。1999年、日本ゴールドディスク大賞でソング・オブ・ザ・イヤー受賞。 *桑田佳祐は、ジョン・レノンの楽曲で一番好きな曲と公言しており、自身のラジオ番組では、何度か生唄で披露している。 *ポルノグラフィティの楽曲「Century Lovers」に、この曲の歌詞が引き合いとして使われている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ラヴ (ジョン・レノンの曲)」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Love (John Lennon song) 」があります。 スポンサード リンク
|