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『ぶたさん』は、NMKが開発しジャレコが発売した、業務用のアクションゲーム。1987年稼動開始。 == 概要 == 水玉パンツをはいたぶたさん(二足歩行する豚)を操作して、時限爆弾を投げつけあい、同一画面内に存在する他のぶたさんを全て爆風に巻き込んで倒すと次のラウンドに進む、固定画面型のアクションゲーム。全12ラウンドのバトルロイヤルを勝ちぬき、100匹のぶたさんの頂点に立つのが目的。登場する相手のぶたさんは色によって性格が異なっており、概ね後半のラウンドに登場するぶたさんほど強敵となっている。 画面上には審判のぶたさんが登場することがあり、画面上に爆弾が不足した場合に運んできて補充をする。通り道をふさぐとイエローカードなどを出すが、ルール上何の効力も持たず、ペナルティは一切ない。 審判を除く画面上の全てのぶたさんは、至近距離で爆風を受けると、ギョロ目になって画面外へ飛ばされ敗退となる(いなくなる)。プレイヤー自身と審判を除くすべてのぶたさんを画面外に飛ばすとラウンドクリア。プレイヤーが操作するぶたさんが爆風を受け敗退した場合、もしくはタイムオーバーで1ミスとなり、残機を1機失う。 すべての残機を失うとゲームオーバーで、その際プレイヤーのぶたさんは画面外ではなくプレイヤーの視点における手前に飛ばされ、画面いっぱいのアップ顔となる演出がある。ゲームオーバーとなっても、何回でもそのラウンドからコンティニューが可能。ゲームオーバーの際には一枚絵とメッセージが表示される。絵は4ラウンドごとに、メッセージは絵の種類とコンティニュー回数で変化する。 敵のぶたさんは敵同士で相討ちしたり、自分が投げた爆弾で自爆したりすることがある。この場合もプレイヤーの得点となる。特に序盤のラウンドにおいては、プレイヤーが一切動かなくても敵が全滅してクリアとなることがある。 3ラウンドクリアごとにボーナスステージとして「ぶたたたきげーむ」をプレイできる。これは「モグラたたきゲーム」のように多数の穴から出てくるので、引っ込まないうちに近くにプレイヤーのぶたさんを移動させ、ボタン操作で殴る(前足でパンチする)というルールで、叩いた数やぶたさんの色によってボーナス得点が得られる。 2人同時プレイ、および途中参加も可能。ルール上では協力プレイだが、相手プレイヤーの豚に爆弾を投げて倒すこともでき(得点にはならない)、妨害しあう遊び方も可能。2人で全ラウンドをクリアすると、「ざ・ですまっち」と銘打たれたプレイヤー同士の最終決戦で真の頂点を決める。 爆弾でバトルロイヤルをするという過激な設定ではあるが、コミカルな演出やとても可愛らしいキャラクター、軽快な(カントリーウエスタン風)音楽により、ゲーム全編を通して明るく親しみやすい雰囲気となっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ぶたさん」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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