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『ぶらり途中下車の旅』(ぶらりとちゅうげしゃのたび)とは日本テレビ系列で1992年10月3日から放送されている紀行・鉄道旅行番組である。 == 概要 == 週替わりで毎回芸能人が旅人となり、公共交通機関を利用して気ままな旅をする。主に関東地方を旅しており、関東の鉄道路線はほぼすべて取り上げている。頻度は少ないが路線バスや船を利用することもある(後述)。 旅人として最も知られていたのは阿藤快で、登場回数は61回(登場初回、1994年3月26日放送分「都電荒川線」 - 2011年8月20日放送分「中央本線」まで)〔「鉄道 私のとっておき:阿藤快」(日刊スポーツ 2009年4月16日)より〕だった。阿藤は他の番組でも「ぶらり旅中」などとして登場したり、後述にもある通り『ヤッターマン』でも阿藤の名前が登場したり自ら「職業旅人」と謳う〔など番組を超えた展開を見せている部分があった。車だん吉は番組内で「ミスターぶらり旅」と言われている〔公式サイトでも明記されているほか、2009年3月28日放送分にて、旅人の阿藤が車のことをミスターと発言。これ以前にも目黒祐樹や太川陽介ら旅人が車をこのように発言している。〕。車は『車だん吉ぶらり旅』という、番組を離れて自分で京成線をぶらり旅する本も出している。この本の中で「番組ではやることが決まっているので、本当のぶらり旅はできない」と明かしている。このように、実際には真に「ぶらり」「アポなし」というわけではなく、綿密なリサーチと構成によって番組づくりがなされている。 旅人はほとんど男性で占められているが、女性も少数存在し、開始初年度や2000年、2011年以降の放送で出演している(後述)。 通常は途中下車した駅周辺で最低1箇所「あれ?」などのリアクションをした後どこかに立ち寄るが、稀なケースとして途中下車はしたが駅周辺のどこにも立ち寄らずに次の駅に行ってしまったケースもあった〔2006年4月22日放送分「つくばエクスプレス」(旅人:山口良一)で柏の葉キャンパス駅に途中下車したが、当時は駅周辺が開発・工事中だった為「今後の発展に期待」とナレーションしてから次の駅に向かった(その後、2009年3月21日放送分(旅人:斉藤洋介)にて再度つくばエクスプレスが放送されたときには、柏の葉キャンパス駅周辺で3箇所に立ち寄っている)。〕。 移動中の電車の映像は、前の訪問地から次の訪問地への間の地点で撮影するのが原則だが、撮影時間の都合などで、稀に過去に撮影した映像を繋げることがある〔2010年2月27日放送の小田急小田原線(旅人:布川敏和)では、現在全車両の車体に貼付されている同社のロゴステッカーが貼られる前の3000形電車の映像が使われた。〕。 初代ナレーターの滝口順平〔2011年8月29日死去。最後のナレーション担当は2011年7月30日放送分の東京メトロ半蔵門線/東急田園都市線(旅人:かとうかず子)だった。〕によるエモーショナルなナレーションが番組の重要なエッセンスになっており、旅人が出発する時は「おやおや、今日はどこへ行くんですか?」と興味深げに尋ね珍しい名物が登場すれば「どひゃー」と驚き、おかしなことに対しては「アハッ!」と笑い旅人がおいしい物を食べれば視聴者になり代わって「おいしそーう」と心から羨ましがるなど愉快で楽しい雰囲気を醸し出していた。この番組が徐々に有名になった頃から、滝口は他の番組でも同様の語り口でナレーションを担当することが多くなった〔『ぴったんこカンカン』(TBSテレビ)など。〕。 番組開始当初から字幕放送を行っている(地上波の一部局、BS日テレ、旅チャンネルを除く)。 2006年4月から終了時刻が30分拡大し、10:30までの放送になった。同時に4:3標準画質から(一時期ハイビジョン画面で放送したこともあった)ハイビジョン(レターボックス方式)、ステレオ放送となった。 2014年4月5日からは『ウェークアップ!ぷらす』の直後に放送されている5分間のミニ番組を廃止し、本番組の放送時間を9:25開始へ変更。 2015年10月放送分から副音声で視覚障害者向けの解説放送を開始した〔 - 松岡由貴twtter 2015年10月3日〕。 毎年10月第3土曜日には『箱根駅伝予選会』を放送する関係で、2013年以降は地上波での放送が休止となる。 ハワイのテレビ局であるKIKU-TV(:en:KIKU)でも放送されている。KIKU-TVでのタイトルは『''Next Stop Discovery'' 』。過去にはCS★日テレ、SKY PerfecTV!110の○○九ちゃん&サイエンス(現:日テレプラス)にて放送されていたこともあった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ぶらり途中下車の旅」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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