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ぶんぶんゴマとは、任意の形にカットした紙を高速回転させる伝統的な玩具、また遊びである。回転時には、「ブンブン」または「ビュンビュン」と高音が鳴り響くため、ぶんぶんゴマとよばれている。多くは商品として売っているわけではなく、自作して遊ぶものである。 作り方は、厚くて丈夫な厚紙を任意の形状にカットし、中心2箇所、対照的になるよう穴を開ける。その2つの穴に紐を通して、双方の紐を結んで完成となる。また材料は、必ずしも厚紙である必要はなく、代用できるものはなんでも良い。 遊び方は、紐の両端をしっかり持ち、紙をくるくる回転させて紐を数回捻る。直後に一定のリズムで紐の両端を外側に軽く引っ張る事で、回転し続ける。 材料やコマの大きさ、形、力の加えかたを変えることで音が変化したり、色を塗ることで独特の色調が現れたりする。さらにコマの作り込みや、力の入れ具合によっては上手く回転しない場合もあるため、工夫を必要とする。 == 参考文献 == * 『木のえだぶんぶんごまを回そう』 (著:内田賢二, 剣持留雄) 一莖書房、 2000年12月発行、 ISBN 9784870741164。 * 「1・2・3年」『21世紀の授業〈第1巻〉考える力を育てる』 国土社、1998年9月1日発行、 p.162-165、 ISBN 978-4337678019。 * 『懐か遊び』 (著:山口 健一郎) 文芸社、 2002年4月1日発行、 p.39 、ISBN 978-4835536590。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ぶんぶんゴマ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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