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へびつかい座11番星b (11 Oph b) は、M型主系列星の連星であるへびつかい座11番星〔の周りを公転する太陽系外惑星である〔。 へびつかい座11番星bは、後述の2MASS J21265040-8140293が発見されるまでは最も公転周期の長い惑星であった〔太陽系外惑星の一覧 公転周期降順 ''The Extrasolar Planets Encyclopaedia'' 〕。公転周期は約2000年であると推定されているが〔、これには±1000年の誤差があるとされる〔。また、質量は木星質量の21倍と、褐色矮星の下限である13倍を超えているため、惑星ではない可能性がある〔。 2016年には、へびつかい座11番星bをはるかにこえる、公転周期90万年の惑星、2MASS J21265040-8140293が発見された。しかし、2MASS J21265040-8140293も木星の11.6倍から15倍の質量を持つため、褐色矮星である可能性もある。褐色矮星の下限を下回っている中で(すなわち惑星である可能性が高い中で)最も公転周期が長いのはフォーマルハウトbの876.7年である〔Planet : Fomalhaut b ''The Extrasolar Planets Encyclopaedia'' 〕。 == 関連項目 == *極端な太陽系外惑星の一覧 *PSR J1719-1438 b - 最も公転周期の短い惑星。2.18時間。 *2MASS J21265040-8140293 - 現在、知られている中で最も公転周期が長い惑星。約90万年。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「へびつかい座11番星b」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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