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方部[ほうぶ]
方部(ほうぶ)は、漢字を部首により分類したグループの一つ。康熙字典214部首では70番目に置かれる(4画の10番目)。 方の字は『説文解字』によると並び舟を意味し、二艘の舟とその先頭をまとめた形に象るという。偏旁では「ホウ」といった音を表す音符として使われる。しかし、方部が収める漢字はもっぱら「方+人(、U+3AC3)」を意符とする漢字である。「方+人」の音は「エン(偃)」、旗が翻るようすに象る。偏旁の意符としては旗や軍隊に関することを示す。「旅」の左から右上部のように変形して使われる。 方部は上記の意符を構成要素とする漢字および「方」を筆画にもつ漢字を収める。 == 字体差 == 「亠」同様、印刷書体(明朝体)における「方」字の1画目には地域による差異がある。『康熙字典』は1画目を短い縦棒とし、日本・韓国はこれに従う。一方、中国の新字形・台湾の国字標準字体・香港の常用字字形表ではこれを点画としている(「」と表記)。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「方部」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Radical 70 」があります。
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