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ほるす (HORUS) とは、日本で建造されたフェリーである。就航当初は東日本フェリーで運航されていた。 エジプト神話に登場する天空の神「ホルス」から命名。 ここでは、名称変更のうえ他社で運航された「パンスター・ハニー」「ブルードルフィン」とあわせて記述する。 == 概要 == 三菱重工業下関造船所で建造され、1994年7月、室蘭港と青森港を結ぶ航路に就航した。その後の1998年3月、苫小牧港と仙台港を結ぶ航路に就航した。同航路廃止後の2000年4月、青函航路に就航するも2007年9月1日のナッチャンRera就航に伴い運航を休止した。室蘭港にしばらく係船されたのち同年12月、パナマに売却された〔日本のカーフェリー p.115,153〕。 2008年3月、パンスターライン(韓国)が傭船し「パンスター・ハニー」として釜山港を拠点としたクルーズ船として就航したのち、同年5月から釜山港と大阪港を結ぶ航路に、同年6月からは東日本フェリーとの協業で釜山港と金沢港を結ぶ航路に就航したが、同社のフェリー事業撤退に伴い同年10月、運航が休止された〔日本のカーフェリー p,139〕 のちは消息不明の状態だった。 2010年7月17日、東日本フェリーの後身である津軽海峡フェリーの「ブルードルフィン」としてふたたび青函航路に就航。2016年度、2隻の新造船就航に伴い同型船「びなす」とともに引退予定〔津軽海峡フェリーが2隻新造へ 函館―青森、周遊客取り込み狙う - 北海道新聞(Archive.is)〕。これにより、津軽海峡フェリーから旧東日本フェリー時代からの船舶が姿を消すこととなる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ほるす」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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