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まうがん
まうがんまたはマウガン〔沖縄大百科事典[1983:下495」〕は、沖縄県宮古島で古くから信仰されている個人の守護神。マブイともいい、一代限りで機能する。 == 説明 ==
=== 生直後 === 生まれたばかりの子供には、生後8日か10日後にナージキという儀式が行われ、童名(現地発音:やらびなー)(神名ともいう)が付けられる。この儀式では、子供が集落内にいくつかある御嶽(うたき、ウムトゥ)のうちのどれに帰属するかが決められ、その御嶽の神の名が童名になる。自分が帰属する御嶽はマウムトゥと呼ばれ、その御嶽の神がマウガンと呼ばれる。 童名、すなわち帰属する御嶽を決めるには、神カカリヤー(かんかかりやー)〔沖縄大百科事典〕(宮古島で活躍する民間巫女、ツカサとは別で、個人の卜占、死霊の口寄せをおこなう)が神籤を作り、最初に落ちてきた紙片に書いた名前を選ぶ。集落によっては、3回同じ神の紙片が落ちてきた時に、その名前を選ぶこともある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「まうがん」の詳細全文を読む
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