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松本かつぢ[まつもと かつぢ]
松本 かつぢ(まつもと かつぢ、1904年7月25日 - 1986年5月13日)は、日本の画家、漫画家、童画家。本名は松本勝冶。妹の龍子は蕗谷虹児の妻。 == 略歴 == 1904年(明治37年)、兵庫県神戸市に生まれる。画家・蕗谷虹児の渡仏送別記事を読み画家を志す。立教中学在籍中のアルバイトで博文館の雑誌のカットを描き、これが挿絵画家の道に入るきっかけとなった。立教中学を中退して川端画学校に入り、1928年(昭和3年)、挿絵画家としてデビュー。少女雑誌で少女ファンの圧倒的な支持を集め、中原淳一と人気を二分する画家となった。大正期から昭和初期に人気を誇った高畠華宵の後、蕗谷、加藤まさをの抒情画が『少女画報』『少女倶楽部』『令女界』等の誌上で人気を呼び、それに続いたのが松本、中原らである。中原が作品掲載を禁止された後の『少女の友』を支えた。1938年(昭和13年)に、少女漫画の先駆け的作品である『くるくるクルミちゃん』の連載を開始、連載は35年間続いた。 戦後は、動画の仕事やベビーグッズの企画・制作も手がけた。1971年(昭和46年)に静岡県田方郡中伊豆町(現在の伊豆市)にアトリエを築き、晩年をそこで過ごした。田村セツコ、鈴木悦郎、上田トシコらが松本に師事している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「松本かつぢ」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Katsuji Matsumoto 」があります。
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