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『まんまんちゃん、あん。』は、きづきあきらとサトウナンキによる日本の漫画作品。ウェブコミックサイト『幻蔵』にて2007年9月号より2008年12月号まで連載された。 「まんまんちゃん」とは「南無阿弥陀仏」の関西弁幼児語で、「あん」とは、「あな尊し」が幼児語で「あん」と訛り、併せて合掌の動作を意味した事が由来であると「日本国語大辞典」「大阪ことば辞典」「京ことば辞典」など多数で記述されている。 == ストーリー == 貧乏子沢山の家に生まれた高校3年生のめぐり。家計は苦しく進学は諦めたものの、就職先が決まるわけでもなく進路を悩んでいた。そんな夏休みのある日、めぐりはアルバイト先の奥さんに連れて行かれた寺で住職の息子で随徳寺の跡取りの信玄に会わされ縁談を持ち掛けられる。めぐりは信玄に一目惚れしほぼ毎日随徳寺に通い、随徳寺の仕事を手伝い始める。信玄は歳の離れた嫁候補との縁談を一度は断ろうとするが、めぐりの恋心を受け入れて結婚を決意。檀家の信頼も得、めぐりは高校卒業と同時に信玄と結婚して随徳寺に引っ越した。 めぐりは実家が貧乏だったため、質素で躾が厳しい寺での生活にも順応していった。信玄とも仲睦まじく暮らしていためぐりだったが新婚早々、信玄は不慮の事故で帰らぬ人となってしまう。未亡人になってしまっためぐりは絶望のどん底に落とされながらも人前では今まで通りに明るく振舞い、寺や幼稚園の仕事をこなしていくしかなかった。 そんなめぐりを随徳寺に残すべく、檀家総代会はめぐりを「信玄の代わりの随徳寺の跡取り」と再婚させることを提案。ある意味人格無視のこの提案に信玄の弟・一円は猛反発するが、めぐりは信玄の面影の宿る随徳寺に残るためならば相手が誰であろうと周囲が認めれば一緒になって構わないとこの提案を受け入れる。かくして、めぐりは随徳寺の跡継ぎ問題に巻き込まれ翻弄されていく……。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「まんまんちゃん、あん。」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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