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みちのくコカ・コーラボトリング株式会社は、コカ・コーラ商品を販売する会社(ボトラー)のうち青森県、秋田県、岩手県の北東北3県を担当する会社である。本社は岩手県紫波郡矢巾町。 岩手県を代表する企業一族、谷村家(同じグループに新興製作所、谷村電気精機、みちのくキャンティーンなどがある)が大株主。以前は国際興業も株主で、グループ会社だった。 2016年1月、花巻工場に約80億円を投じ整備した新製造ラインと新ロジスティックセンターが本格稼働する。 なお、宮城県、山形県、福島県は仙台コカ・コーラボトリングの管轄であったが、2016年1月1日にコカ・コーライーストジャパンに吸収合併された。 == 沿革 == *1962年11月 - 盛岡市に北斗飲料株式会社設立。 *1963年4月 - 営業所3拠点、4ルート・8台の車両で営業開始。工場未設のため仙台コカ・コーラボトリング等他ボトラーから商品の供給を受ける。 *1965年 * 10月 - 商号を北斗コカ・コーラボトリングに変更、花巻市城内6-6に移転。 * 12月 - 本社敷地内の岩手工場竣工。自社製造開始。 *1966年8月 - 商号をみちのくコカ・コーラボトリングに変更。 *1970年3月 - 青森工場竣工。製造開始。 *1972年5月 - 秋田工場竣工。製造開始。 *1975年7月 - ジョージアコーヒー発売。 *1977年3月 - コカ・コーラリットルサイズ(1リットル)リターナブルびん導入。秋田工場で製造開始。 *1983年6月 - コカ・コーラ1.5リットルPETボトル発売。三国コカ・コーラボトリング仕入れ。 *1984年3月 - カナダドライ製品の製造販売権を獲得。 *1986年5月 - 花巻工場竣工。250ml炭酸缶ライン稼動開始。 *1987年2月 - 花巻工場にジョージアコーヒー缶ライン増設。 *1988年 * 4月 - みちのくキャンティーン社設立。 * 9月 - 岩手工場での製造を終了。 * 11月 - 青森工場にPETライン(炭酸)増設。 * 12月 - 秋田工場にPETライン(非炭酸)増設(後に炭酸も増設)。 *1989年6月 - ワンウェイびんのコカ・コーラミディ500発売。青森工場で製造を開始。 *1994年7月 - 国際興業が株式を取得しグループの一員に(2010年頃グループ離脱)。 *1995年6月 - 青森工場にレトルト缶ライン増設。 *2002年4月 - 花巻工場の既存缶ラインに一部増設する形でボトル缶製造ライン稼動開始。東北・北海道にボトル缶製品の供給開始。 *2002年 - 本社新社屋完成。移転(岩手県紫波郡矢巾町)。 *2009年 - 青森工場でコカ・コーラ500mlPETボトル製品の製造を開始。 *2012年 * 9月 - 「ファンタ アップル 250g缶」「ファンタ ゴールデングレープ 250g缶」がみちのくコカ・コーラ設立50周年記念限定商品として期間限定で復活(2013年3月まで)。 * 10月 - 「ジョージア グランデ 190g缶」がみちのくコカ・コーラ設立50周年記念限定商品として期間限定で復活(2013年4月まで)〔ただしジョージアのロゴデザインは現行のロゴデザイン(2009年1月より順次採用)が用いられているため復刻商品に含まれない。〕。 *2014年 * 3月 - 青森工場での製造を終了。 * 9月 - 秋田工場でミニッツメイド Qoo大型PETボトル(1.5L)製品の製造を開始(2015年12月まで)。 *2015年12月 - 秋田工場での製造を終了。このうち、リターナブルびんの各種製品の製造は2016年1月よりコカ・コーライーストジャパンプロダクツ多摩工場(製造工場記号:ETA)へ引き継がれることとなる。 *2016年 * 1月 - 花巻工場にPETライン(500ml以上)を増設。これに伴い花巻ロジスティックセンターが稼働開始。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「みちのくコカ・コーラボトリング」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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