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みはし型巡視船[みはしがたじゅんしせん]
みはし型巡視船(みはしがたじゅんしせん、)は、海上保安庁の巡視船の船級。区分上はPS型、公称船型は180トン型。ネームシップが配置替えに伴って改名したことから、クラス名もみはし型→あきよし型→しんざん型と変遷してきた。 == 来歴 == 海上保安庁では、昭和52年から57年度にかけて30メートル型PC 23隻を整備した。これは対馬・根室海峡など領海警備業務への投入を想定して、比較的大型の巡視艇でありながら30ノットという高速を発揮できた。同型の運用実績は極めて良好であり、高速艇の船型を拡大していくことで、外洋での運用に充分たえうる巡視船も設計しうる見込みがついた。 ちょうど当時、海上での犯罪船舶は、外洋化・高速化が進んでおり、摘発が困難になりつつあった。また1985年に発生した日向灘不審船事件では、40時間に渡って不審船を追跡したものの捕捉できずに逃走を許すこととなった〔。外洋を高速航行可能で航続距離が長く、堪航性・操船性の良好な船が強く求められるようになった〔ことから、対馬海峡から日本海に至る警備救難業務に従事する高速巡視船として整備されることとなったのが本型である〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「みはし型巡視船」の詳細全文を読む
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