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めくりめくる
『めくりめくる』は、拓による日本の漫画である。『月刊コミックガム』(ワニマガジン)において、2010年5月号より2014年8月号まで連載された。岡山県倉敷市を舞台とし、思春期の少年少女らの青春模様がオムニバス形式で描かれている〔「倉敷市 市内舞台の「めくりめくる」 漫画とタイアップ 観光ポスターにイラスト」、山陽新聞朝刊、2010年10月20日、第2全県-15版、28頁。〕。2010年10月からは、倉敷市が漫画とタイアップした観光PRキャンペーンを展開している〔。 == 概要 == 倉敷市出身〔「倉敷出身・拓さん作品「めくりめくる」 漫画の舞台訪ねて 市が観光キャンペーン」、山陽新聞朝刊、2011年7月6日、第2全県-15版、28頁。〕で、2010年現在も岡山県に在住する拓が、同市を舞台とした高校生の何気ない日常や心情を一話完結のオムニバス形式〔「ご当地漫画で倉敷観光PR 出身・拓さん「めくりめくる」」、読売新聞大阪朝刊、2010年11月24日、33頁。〕。で描いた作品。倉敷駅、倉敷美観地区など、倉敷市内の風景や観光名所が随所に登場し、その背景は繊細〔「県内舞台に小説、漫画続々 岡山ゆかりの作家ら コーナー設ける書店も」、山陽新聞朝刊、2011年9月23日、岡山都市圏-16版、27頁。〕でリアルに描かれている〔。拓にとっては、初の連載作品となる。 『コミックガム』の担当者が、拓のWEBサイトもしくは同人誌を見て、声を掛けたのが誕生するきっかけ〔拓インタビュー、『ぱふ』(雑草社)2011年5月号、25頁〕。担当者に倉敷を舞台にすることを提案され、拓自身も倉敷の雰囲気が描きたい作風に近いと考え、描くことを決意した〔。 実在の土地、場所を舞台としているが、読者へマイナスイメージを抱かないように作者が気を付けており、あえて実在の風景とはちょっと違う部分を作ったりもしている。また、企業や店の看板名は描かないように気を配っている。同時に、描かれる学校や制服についてはモデルがなく、いずれも架空のものである〔。 2010年10月25日の単行本第1巻発売に合わせ、倉敷市と倉敷観光コンベンションビューロー、ワニブックスが合同で本作品とタイアップした観光PRキャンペーンを展開した〔〔〔〔。2012年現在も、単行本発売と合わせたキャンペーンが展開されている(後述)。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「めくりめくる」の詳細全文を読む
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