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やかぜ型巡視艇
やかぜ型巡視艇(やかぜがたじゅんしてい、)は、海上保安庁の巡視艇の船級。区分上はCL型、公称船型は15メートル型。 == 設計 == 本型は、基本的にははるかぜ型の後期建造艇(なつかぜ型)をもとに、幅を100ミリメートル狭めるなど線図に修正を加えて、速力の向上を図ったものである。これにより、速力は19.3ノットに向上した。船質は木〔、没水部船型はタイプシップと同じくV型とされた。主機関としては、タイプシップと同じく三菱DH24MKディーゼルエンジン(単機出力250馬力)を搭載した〔。なお、北方配備が予定されていた7番艇「きたかぜ」以外は操舵室の背面は開放されていたが、昭和49年度に後壁を設置してエンクローズド化を図っている〔。 また本型では、なつかぜ型「ゆうかぜ」と同様に消防艇機能を付与されており、消防ポンプ、泡原液タンクと放水銃1門を搭載した。なお消防ポンプは左舷主機により駆動する方式である〔。これらは、以後の新造CLの標準装備となった〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「やかぜ型巡視艇」の詳細全文を読む
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