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ら旋 : ウィキペディア日本語版
螺旋[らせん]


螺旋(らせん、, )とは、3次元曲線の一種で、回転しながら回転面に垂直成分のある方向へ上昇する曲線である。螺線(らせん)とも。英語ではヘリックス (helix)、形容詞はヘリカル (helical)。ギリシャ語のἕλιξが語源で、ラテン語のhelice(ヘリケー)を経由して英語に導入された。「螺」は「ラ」「にし」と読み、タニシ(田螺)やサザエ(栄螺)のような巻き貝貝殻を意味する。
2次元曲線の渦巻も螺旋・螺線と呼ぶことがある。渦巻と区別するために、3次元曲線の螺旋を弦巻線または蔓巻線(つるまきせん)と呼ぶことがある。
数学の世界においては、慣用的に螺旋を弦巻線、螺線を渦巻線の意味で使っている〔岩波書店岩波数学辞典』第4版〕。

以下では弦巻線(ヘリックス)について述べる。
== 螺旋の例 ==

*ねじの山と溝
*つる植物のつる
*螺旋階段
*ソレノイド
*コイル
*コイルばね
*ドリル
*螺旋状の分子
 *DNA分子
 *アミロース分子(でんぷんの一種)
 *タンパク質の構造
*スクリュープロペラの軌跡
*三色ねじり棒理容店のサイン)

File:Mokuneji.JPG|ねじ
File:DirkvdM natural spiral.jpg|つる植物のつる
File:Cremona, torrazzo interno 02 scala a chiocciola.JPG|クレモナ塔の螺旋階段
File:Coil spring.JPG|コイルばね
File:Starch helix.jpg|アミロース
File:Barber's_signboard.jpg|理容店のサイン


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「螺旋」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Helix 」があります。



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