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りゅう座矮小銀河[りゅうざわいしょうぎんが]
りゅう座矮小銀河(Draco Dwarf)は、1954年にローウェル天文台のアルバート・ウィルソンが、ナショナルジオグラフィック協会が行ったPalomar Observatory Sky Survey (POSS)により撮影された写真を用いて発見した矮小楕円体銀河である。局部銀河群の1つで、銀河系の伴銀河である。りゅう座の方角に銀河面の34.6°上方にある〔。 ==特徴== ポール・ホッジは、1964年時点の恒星の分布を分析し、楕円率を0.29 ± 0.04と算出した。近年の研究により、この銀河は大量のダークマターを含んでいることが示唆されている。絶対等級は-8.6、合計の光度は2×105であり、銀河系の伴銀河の中では最も暗いものの1つである。 りゅう座矮小銀河には多数の赤色巨星、5つの炭素星が確認されており、また4つの漸近的巨星枝が検出されている〔。 りゅう座矮小銀河は、地球から約8万 ± 1万パーセクの距離に830 ± 100 × 570 ± 70パーセクの範囲で広がっていると推定されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「りゅう座矮小銀河」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Draco Dwarf 」があります。
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