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りょうけん座アルファ星 : ウィキペディア日本語版 | りょうけん座アルファ星[りょうけんざあるふぁぼし]
りょうけん座α星は、りょうけん座で最も明るい恒星で3等星。春のダイヤモンドを形成する恒星の1つでもある。 == 特徴 == この星は実視連星で、合わせた視等級は約2.8等である。2つの星は約20″離れていて、小さな望遠鏡で容易に分離して見ることができる。 主星のα2星はりょうけん座α2型変光星の典型的なもので強力な磁場を持っている(おおぐま座ε星を参照)。磁場の強さは、地球の約1500倍である。主系列星としては最も磁場の強い部類。ケイ素や、水銀や、ユウロピウムなどが、局所的に多い。表面に浮かぶこれらの元素以外を、使い果たしてしまっているためであると考えられる。また、鉄が豊富に存在する金属線星のようである。表面上で元素が分離することに、磁場が関連していると考えられる。磁場の原因は分かっていない〔。この磁場により、スペクトル線の強い部分が自転につれて見えたり見えなかったりするため変光し、その光度は5.47日周期で+2.84から+2.94まで変化する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「りょうけん座アルファ星」の詳細全文を読む
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