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わが母は聖母なりき[わがはははせいぼなりき] 『わが母は聖母なりき』(わがはははせいぼなりき)は、八木隆一郎が30歳の時に発表した自伝的小説作品、およびそれを原作としたドラマ化作品である。 == 概要 == 明治42年(1909年)、秋田県能代。貧しい小作農と結婚し、息子を産んだふみは、流産がたたって家事も満足にできない身体になってしまう。そのため夫と姑に疎まれたふみは、24歳の時に離縁され、息子を置いて実家に戻ってきた。しかし弟夫婦が仕切っている実家も、彼女にとって居心地のよい場所とはいえず、居心地の悪さを感じながら過ごすふみ。 ある時風のうわさで、置いてきた息子が折檻されていると聞いたふみは、元の婚家から息子を連れ出し、北海道は函館へと渡った。頼る人もいない函館の地で、ふみは野菜や果物の行商、土木工事人 (ヨイトマケ)、果ては料理屋での酌婦をしながら、息子とふたりで生きていくが…。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「わが母は聖母なりき」の詳細全文を読む
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