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わたしたちはみんなまだここにいる : ウィキペディア日本語版 | わたしたちはみんなまだここにいる
『わたしたちはみんなまだここにいる』(原題:''Nous sommes tous encore ici'')は、1996年製作、1997年公開、アンヌ=マリー・ミエヴィル監督によるフランス・スイス合作の長篇劇映画である。 == 略歴・概要 == スイスのフランス語圏であるヴォー州ロールに、ヌーヴェルヴァーグの映画作家ジャン=リュック・ゴダールとともに1979年から自宅兼工房を構え、テレビ映画を中心にゴダールとの共同監督作を次々に発表、ゴダールのハウス・プロダクション「ソニマージュ」(現在のペリフェリア)の代表を務めきたミエヴィルが、単独で監督した第3作である。 古代ギリシアの哲学者プラトンや、ドイツ系ユダヤ人のアメリカの政治哲学者のハンナ・アーレントを引用してのドラマ構成ではある。ミエヴィルの短篇映画『マリアの本』(1984年)でマリアの母役を演じた、ミエヴィルと同世代のオーロール・クレマンを主人公に、『カルメンという名の女』(1983年)や『ゴダールのリア王』(1987年)の出演で知られるゴダールをその夫に配し、夫婦の問答をコミカルに描く。クレマンのソクラテスと対話するカリクレスには、フランソワ・トリュフォーの初期短編『あこがれ』(1958年)やクロード・シャブロルの『美しきセルジュ』(1958年)で知られるヌーヴェルヴァーグ世代の女優ベルナデット・ラフォンが演じている。 日本では1999年12月4日、東京・新宿区の早稲田大学大隈講堂で無字幕で上映されたのが初上映である〔早稲田大学公式サイト内の記事「人権尊重の精神を育てるワセダの啓発活動 」(1999年12月3日付)の記述を参照。〕。DVD化はされていない。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「わたしたちはみんなまだここにいる」の詳細全文を読む
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