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わらわ、わらは(童、私、妾)は、わらわらとしたオカッパ頭の髪型をした10歳前後の子供〔『明鏡国語辞典』 大修館書店©Kitahara Yasuo and Taishukan 2002-2009.〕。複数形は「わらべ」〔『使い方の分かる類語例解辞典』 小学館、2003年。〕。 「童」は目の上に入れ墨をされ、重い袋を背負わされた奴隷を表し、転じてわらべの意味をも表す。辛+目+重という形声。辛は入れ墨の針をかたどり、重は重い袋をかたどる。「妾」は、貴人に近づき奉仕する入れ墨をほどこされた女性・腰元(侍女)の意味。辛+女という会意〔『新漢語林』、大修館書店、2008年。〕。 == 概要 == 「わらわ(童)」は大辞泉で以下の四つの意味が掲載されている〔『デジタル大辞泉』-わらわ〔わらは〕【▽童】 〕。 # 束ねないで垂らしたままの髪。童形の髪。また、そうした10歳前後の子供。童児。童女。わらべ。 # 使い走りの子供。召使い。 # 五節の童女(ごせちのわらわ)。同音でも五節の童、五節の女と異なる漢字表記がある。五節の舞姫に付き従う童女で、舞姫1人に2人ずつ付く〔『デジタル大辞泉』-ごせち‐の‐わらわ〔‐わらは〕【五節の童=女】 〕。 # 寺院で召し使う少年。 そして「わらわ(童)」の意から派生したのが、女性がへりくだって自分をいう語「わらわ(私、妾)」である。一人称の人代名詞であり、近世では特に武家の女性が用いた〔『デジタル大辞泉』-わらわ〔わらは〕【▽私/×妾】 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「わらわ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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