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アイバニーズ(Ibanez)は、日本の楽器メーカー、星野楽器のギターベースに名を冠されるブランド。 第二次大戦前に星野楽器が輸入していたスペインのギター製作家サルバドール・イバニェス(Salvador Ibañez)の工房がスペイン内戦によって廃業した〔Historic Guitar Markers of the Valencia School http://zavaletas-guitarras.com/content/index.cfm?action=view&ContentID=68&Parent_ContentID=39〕後、星野楽器が商標を買い取ったものが始まり。当初はイバニェス・サルバドール(Ibanez Salvador)ブランドであったが〔Ibanez Brand History http://www.hoshinogakki.co.jp/hoshino_j/history/ibanez_h.html〕、後にIbanezとされた。 日本ではIbanezは「イバニーズ」とも読まれていたが、1980年代の末頃、英語読みをカタカナ化した「アイバニーズ」を正式な呼称と定めた。 == 概要 == 1970年代後半から1980年代にかけて一斉を風靡したニューミュージックバンド、オフコースのギタリスト、鈴木康博にAR(Artist)シリーズを提供し広告塔としていた〔なお、同時期にARを使用していたミュージシャンに、チューリップの安部俊幸(チューリップ脱退前後は特別仕様のAM205に変更)、寺尾聰などがいる〕。1980年代のヘヴィメタルブームの時期に看板モデルRGを誕生させ、ポール・ギルバートやスティーヴ・ヴァイらと積極的にエンドースメント契約を結んで人気が高まり、コーン、リンプ・ビズキットなどのヘヴィロックのミュージシャンに支持されるようになる。オフスプリング、ペニーワイズなどのメロコア勢にも多数使用されている。 前出の二人の他、ジョー・サトリアーニ、パット・メセニー、ジョージ・ベンソン、ジョン・スコフィールドらにもギターを提供し、シグネイチャー・モデルを生産した。 GSRシリーズなど価格面でも操作性面でも優しく設計された初心者向けの製品の販売もしており、廉価版アンプも数種類用意されている。 エフェクターやアンプも製造しているが、特にオーバードライブ・エフェクターの「チューブ・スクリーマー」シリーズはゲイリー・ムーア、スティーヴィー・レイ・ヴォーンらも愛用する、この分野の定番商品である。事実上世界初の市販化となった7弦ギターやエクストラロングスケールのギターなど、先進的な製品を発売することでも知られている。さらに2008年には8弦エクストラロングスケールギターを発売〔日本では予約限定生産で2009年2月発売予定。〕、2009年には7弦ベースを発売〔本数限定SPOT生産で2009年7月発売。http://www.ibanez.co.jp/japan/news/f_products/2009/SR7/index.html〕、2014年には9弦28インチスケールギターを発売している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アイバニーズ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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