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アイピーモバイル株式会社(''IPMobile Co.,Ltd.'')は、かつて東京都千代田区に本社を置いていた、高速データ通信サービスの事業を計画していた事業者。 自社で2GHz帯の電波割当てを受けて携帯電話による電気通信事業(TD-CDMA方式によるモバイルブロードバンドサービスの提供)を計画していたが、2007年10月30日、自己破産の申し立てを行うとともに、割当てられた周波数帯を総務省に返上した。 == 概要 == 携帯電話への新規参入を目指して、イー・モバイル(後にイー・アクセスに吸収され、その後、現在のソフトバンクに至る)、BBモバイルなどとともに2005年11月、2GHz帯電波の割り当てを受けた。データ通信のみを提供し、音声通話サービスの実施は予定がなかった。 当初2006年10月1日に東名阪地区にてサービスを開始し、2008年から全国展開をする予定だった。2009年度における加入者数430万〔〕、サービス開始5年後における加入者数を1160万〔〕と見込んでいた。しかし、2006年秋と2007年春に2度のサービス開始延期を表明し、その後も事業開始のめどが立たないまま撤退した。電波割り当ての際、2年以内の運用開始が条件としてあり、2007年11月9日がそのリミットだった。 2014年現在、当社に割り当てを行っていた2GHz帯のTDDバンドは、どの事業者にも割り当てがなされておらず、また割り当て方針も未定のついて明らかにされていない(後に、3GPPは、当帯域をTD-LTEのBand 34に規定している)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アイピーモバイル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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