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「アイム・ダウン」("I'm Down")は、1965年7月にビートルズが発表した10枚目のオリジナル・シングル(「ヘルプ!」)のB面曲である。 == 解説 == レノン=マッカートニーの作品。実質的には、マッカートニーの単独作。リード・ヴォーカルは、ポール・マッカートニー。 アルバム『4人はアイドル』のB面に収録の「イエスタデイ」、「夢の人」と同日に録音。7テイク録音され、その最後のテイクが採用され、正式テイクとなる。コーラスは、ジョンとジョージに加え、ポール自身が行なっている〔4トラック録音のため可能となっている。〕。オルガンを弾いているのはジョンで、こちらもロックン・ロール心溢れる演奏となっている(よく聴くと、ライヴでやっているのと同じく腕でオルガンをこする音が聴こえる)。 発表前まで、コンサートのラスト・ナンバーは「ロング・トール・サリー」だった。それに代わるオリジナル曲として、1965年の特にシェイ・スタジアム公演以降に、演奏されている。1966年の日本武道館でもこの曲である。但し、この曲を演奏し始めた頃は、ライヴの前半で歌われていたこともあった〔1965年8月1日のブラックプール公演では、オープニング曲であるアイ・フィール・ファインの次に歌っている映像が存在している。また、同月14日に収録された『エド・サリヴァン・ショー』でも2番目に歌われている。ただし、ビートルズ最後のツアーとなった1966年のアメリカン・ツアーでのラストは「ロング・トール・サリー」。〕。 なお、『エド・サリヴァン・ショー』では、2番の歌詞から歌い始めたこともあり、またビートルズ最後のワールド・ツアーのミュンヘン公演の際には、ポールが冒頭の歌詞 "You tell lies thinkin' I can't see / You can't cry cause you laughing at me I'm down" を忘れてしまったため、ジョンが慌ててその部分の歌詞を教え、演奏はスタートしたものの、この時もポールは2番の歌詞から歌い始めてしまったために混乱し、収拾がつかなくなったこともあった〔出典:『ジョージ・ハリスン全仕事』ザ・ビートルズ・クラブ編集、2002年、プロデュースセンター出版局。〕。ジョンがライヴで歌詞を忘れるのは、デビュー以前からよくあることだったが、ポールがそういったミスをすることは殆ど無かった。また、1966年の全ツアーにおいて「アイム・ダウン」用としてオルガンがステージにセッティングされていたが、ジョンはオルガンを使用せず、ギターを演奏。当時、ビートルズのライヴへの取り組みが真剣でなかったことが窺える。尚、シングル曲のB面も、常にトップ100圏内に入ってきていたが、この曲は、ビルボード誌では最高位101位だった。また、キャッシュボックス誌でも、チャート入りしていない。 エアロスミスが『パーマネント・ヴァケイション』で、THE BAWDIESも『YESTERDAY AND TODAY』でカヴァーした。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アイム・ダウン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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