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アイルランド国教会[あいるらんどこっきょうかい]
アイルランド国教会(アイルランドこっきょうかい、英語:Church of Ireland, アイルランド語:Eaglais na hÉireann〔アイルランドの標準名データベース、Civil parishes項アイルランド語版 and 英語版 - ''"na bparóistí Caitliceacha nua-aimseartha ná pharóistí Eaglais na hÉireann.''" 〕)は、キリスト教の一派のアングリカン・コミュニオンにおいて自治権をもつ大教区のひとつ。主に北アイルランドとその国境付近のアイルランドで信仰されている。ほかの聖公会各派と同様にカトリックとプロテスタントの中間的な教義であるとされているが〔http://www.ireland.anglican.org/index.php?do=about アイルランド国教会の公式HP〕、アイルランド国教会では特に「アイルランドの古伝・公同(カトリック)・使徒継承教会(the Ancient Catholic and Apostolic Church of Ireland)」と「改革されたプロテスタント教会(a reformed and Protestant Church)」の2つの要素で形作られているとする独自の解釈をもつ。〔http://www.ireland.anglican.org/index.php?do=information&id=23 アイルランド国教会公式HP、聖公会の範囲について〕 == 概要 == イングランドの教会がイングランド国教会としてカトリックから独立した際、アイルランド内の教会も同様に教義が変更されプロテスタント化した。国教会はアイルランド人の大半がカトリック信仰を忠実に守る中(今日でもアイルランド人の大半はカトリックである)であったものの、国教と定められた。またアイルランドの教会財産のほぼすべてはアイルランド国教会に引き継がれることとなり、そのため今日でもアイルランド内の教会や教会が保有する財産の多くを所持している。その後もアイルランド内では少数派でありながらも国教の地位にあったが、これは1871年1月1日に自由党政権ウィリアム・グラッドストン内閣時におけるアイルランド自治拡大の一環として国教が廃止されるまで続いた。 今日、アイルランド国教会はアイルランド島でカトリックについで2番目に大きな教会である(北アイルランドではカトリック、長老派教会についで3番目)。運営機構は、一般人と聖職者の総会によって運営され、12の主教区に分けられている。現在、国教会の最高権威であるアーマー大主教(en)(全アイルランド首座主教(en))にはアラン・ハーパー(en)が、もうひとつの大主教であるダブリン大主教にはジョン・ネイル(en)が就任している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アイルランド国教会」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Church of Ireland 」があります。
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