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アウデナールデ
アウデナールデ(、(オーデナルド))は、ベルギーのオースト=フランデレン州にある基礎自治体(以下、便宜上「市」と表記する)である。アウデナールデ市とベフェーレ (Bevere) 、エデラーレ (Edelare) 、エイネ (Eine) 、エナーメ (Ename) エルネ (Heurne) 、レペヘム (Leupegem) 、マーテル (Mater) 、メルデン (Melden) 、ミュレム (Mullem) 、ネーデレナーメ (Nederename) 、ウェルデン (Welden) 、フォルケヘム (Volkegem) の各町およびオーイケ (Ooike) 町の一部からなる。 15世紀から18世紀(ことに16世紀)にタペストリー生産で世界的に知られ、「古い牧草地」を意味する町の名は、茶色のリネン糸の一種を指す英語「アウトナル」 (Outnal) の語源ともなった(いまは死語)。「フランデレン・アルデンヌの真珠」の異名をとる。 == 歴史 ==
=== エナーメの栄光 === いまのアウデナールデ市の歴史は、ドイツ王にして神聖ローマ皇帝のオットー2世がスヘルデ川河畔のエナーメに砦を築いたことに端を発する。フランク王国の侵略にそなえた同様の防御施設は、ヴァランシエンヌとアントワープにも置かれた。エナーメはたちまち発展し、1005年までに二軒の教会堂をそなえたロタリンギア最大の町になった。一方で1033年、時のフランドル伯ボードゥアン4世が皇帝ハインリヒ3世に対する前線として市街を占領。1047年には子のボードゥアン5世がベネディクト会の修道院を建立し、支配を強化した。かつての大商人やギルドの職人連はスヘルデ川対岸にのがれ、ここに新しいアウデナールデ市が生まれた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アウデナールデ」の詳細全文を読む
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