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クリティーバ・サーキット(, アウトードロモ・インテルナチーナル・デ・クリティバ)は、ブラジルのパラナ州州都クリティーバ圏にあるレース用サーキットである。 ==概要== サーキットの全長は3695メートル、コース幅は平均14m。常設スタンドの収容人数は最大でおよそ3万人となっている。 規模的にはさほど大きくないが、国際自動車連盟(FIA)が定義する国際格式を満たしたサーキットであり、フルレイアウトのサーキットに対しては2007年1月時点でグレード4の格付けがFIAより与えられている。 時計回りに周回することを前提とし、フルレイアウトの場合、右周りのコーナーを7つ、左回りのコーナーを4つ有する。サーキットの最高点と最低点の高低差は4メートルと数字の上では比較的平坦だが、高低差はサーキット中ほどのテクニカルセクションに集中するため、アップダウンは急なものとなる。レイアウトは高速寄りのテクニカルサーキットであり、ブラジル国内では随一となる980メートルもの長さを持つメインストレートを有し、ゆるやかなバンク(横傾斜)を持ち半楕円を描く形となっている最終コーナーからメインストレートにかけての高速区間を大きな特徴とする。 通常のレイアウトの他、サーキット中間部のテクニカルセクションをショートカットさせることで、オーバルコースに近い高速レイアウトへの変更が可能であり、その場合のコース長は2,550メートルとなる。 このサーキットは、四輪のストックカー・ブラジル選手権、フォーミュラ・トラック、マセラティトロフィー、フォーミュラ・ルノー、二輪のブラジル・バイク選手権といった、各種のブラジル国内選手権の開催に漏れなく組み込まれている。加えて、アルゼンチンのツーリングカー国内選手権であるTC2000の開催カレンダーに組み込まれているほか、過去には2002年にワールドシリーズ・バイ・ニッサン(テレフォニカ・ワールドシリーズ)を開催しており、2006年には世界ツーリングカー選手権(WTCC)のカレンダーに組み込まれた。F1の開催(開催資格)こそないものの、ブラジル国内のサーキットとしてはインテルラゴス・サーキットやジャカレパグア・サーキットと比しても、国際レースが盛んに行われているサーキットであるといえる。 周回レース以外では、長いメインストレートを活かしてドラッグレースが開催されており、ブラジル国内ではそのメッカとされる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クリチバ・サーキット」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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