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アエディリス()とは、古代ローマの政務官職のひとつ。按察官(あんさつかん)、造営官などと訳される。主に公共建築の管理、ローマの祭儀の管理を行う。 == 概要 == 同様の任務を持ちながらアエディリスは2種類が存在し、一方はプレブスのみが就任可能であったのに対して、他方は最初は就任がパトリキに限定されていたものの後にプレブスにも開放された。両者はあくまで別の公職であり同僚の関係にはなかった。後者は神聖性を表し権威の象徴である象牙の椅子(クルリス)の使用が許されており、アエディリス・クルリスと呼ばれた。これは日本語ではアエディリスの訳語に上級をつけて訳されることが多い。対して前者の「プレブスのアエディリス」は平民をつけて訳される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アエディリス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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