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アオイホノオ : ウィキペディア日本語版
アオイホノオ

アオイホノオ』は、島本和彦による日本の学園青春漫画。『週刊ヤングサンデー』(小学館)に2007年から2008年の休刊まで不定期連載された。同誌の休刊後、『スピリッツ増刊・YSスペシャル』VOL.2に1話が掲載された後、2009年5月に創刊された『ゲッサン』にて連載が再開されている。
2014年7月期からテレビ東京ドラマ24」枠にてテレビドラマ化された。
同年に第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。2015年、第60回(平成26年度)小学館漫画賞一般向け部門を受賞。
== 概要 ==
芸大生の主人公が、マンガ家デビューを志す様を描いたコメディー作品。『吼えろペン』が島本和彦自身の現在進行形をモチーフに描いたのと同じく、大阪芸術大学の学生でプロデビュー前の島本をモチーフとした、自伝的作品である。主人公も同じ名(ただし同音異字)を持ち、性格にも共通点があるので、両作の主人公は同一人物であることをうかがわせており、2007年3月3日放送の『島本和彦のマンガチックにいこう!』で島本は「(焔は)若い頃の炎尾」と語っている〔『吼えろペン』でボタQも、『アオイホノオ』を炎尾サーガの一つとしている。〕。
しかし、『吼えろペン』の登場人物が藤田和日郎に対して「富士鷹ジュビロ」のように実際の名をもじった架空の名で呼ばれるのに対し、本作では実名がそのまま使われるなど相違点もある〔特に、本作では実名で登場するあだち充は、『吼えろペン』ではわだち充として登場している。ただし、同シリーズ内では小学館をモチーフにした会社が大学館・中学館・少学館の計3つ別々に存在するなど、あだち充とわだち充もモチーフが同じだけで別人の可能性もある。〕。
単行本の最初のページには、ことさら巨大な明朝体活字で「この物語はフィクションである」と記されている。さらに、次のページには念のためか「実在の人物・団体等の名称が一部登場するが、あくまでこの物語はフィクションである」とも記されている。事実、作中の時系列が若干現実と異なる部分や、架空のエピソードも含まれている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アオイホノオ」の詳細全文を読む



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