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被爆アオギリ[ひばくあおぎり]
被爆アオギリ(ひばくアオギリ、)とは、広島県広島市中区中島町の広島平和記念公園内に生息する、被爆した樹木のアオギリ。 == 概要 ==
広島市が選定した被爆樹木の一つであり、その中でも代表的なものである。現在は、広島平和記念資料館東館の北側に2本生息している。6月から7月にかけて黄色い花を咲かせる〔平和記念資料館〕。なお、その付近に被爆アオギリ二世と見られているアオギリも自生している。 最初の植樹時期は不明。元々は別の場所に植えられており、戦中は広島逓信局の中庭(のちの日本郵政公社中国郵政局、現日本郵政グループ広島ビル付近)に、4本生息していた〔。1945年8月6日広島市への原子爆弾投下により被爆。爆心地から約1.30キロメートル離れたところに位置した〔〔。逓信局敷地内の建物の影にならず爆心地方向からまともに原爆の熱線と爆風を浴び、4本のうち1本が焼失したものの、残り3本は奇跡的に助かった〔〔。翌1946年春には芽が咲いている〔〔。1973年、中国郵政局が新庁舎に建て替えることになったことを機に、被爆アオギリは現在の平和公園内に移植された〔〔。なお、移植当初は3本生存していたが、うち1本は1996年に枯れてしまった〔。また残った被爆アオギリも落書きの被害を受けたり、平成16年台風第18号で倒壊したりしているが、市により復旧保全されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「被爆アオギリ」の詳細全文を読む
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