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アオサ : ウィキペディア日本語版
アオサ

アオサ(石蓴)は、アオサ目アオサ科アオサ属緑藻の総称。狭義には旧アオノリ属を除く伝統的なアオサ属の種を指し(本文参照)、広義にはアオサ科あるいはアオサ目の海藻を含む。アオサ属は2層の細胞層からなる膜状体で一般に鮮緑色を呈する。日本各地・世界各地の沿岸に普通に見られ、海岸に打ち上げられた状態でもよく目にする。アオサノリとも。
食品としての「アオサ」は、現在その多くがヒビミドロ目ヒトエグサ科ヒトエグサ属のヒトエグサ(''Monostroma nitidum'')を用いている。ヒトエグサの食用利用についてはヒトエグサを参照。本記事では、主として属名 ''Ulva'' たるアオサについて述べる。
== 概要 ==
一般的に「アオサ」、「アオノリ」と呼ばれる海藻には、ヒトエグサアオサ、スジアオノリなど多様にあるが、食用として養殖され、流通しているアオサ・アオノリの殆どは「ヒトエグサ(一重草)」のことである。同じ海藻でも方言で表すと異なり、鹿児島県では「オサ」沖縄県では「アーサ」と呼んだりする。富栄養化が原因で、内湾などで大繁殖し『問題化したアオサ』と『食用のアオサ』が混同されている場合があるが、別種類である〔志摩市あおさプロジェクト - (2011年6月8日閲覧)〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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