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アカウキクサ属[あかうきくさぞく]
アカウキクサ属(''Azolla'')は、アカウキクサ科(Azollaceae)に所属する水生シダ植物の属。学名のアゾラと表記されることも多い。浮遊性の水草で、水田や湖沼などに生育する。水田や湖の水面を覆う雑草として扱われる一方、合鴨農法でアイガモの餌や緑肥として用いられることもある。 なお本項では、特に断りがない限り、以降アカウキクサ属植物の総称をアカウキクサと表記する。種としてのアカウキクサについては当該記事に記載する。 == 分布 == 世界中に分布する汎存種である〔Kannaiyan (2002) p.281〕。分布を拡大する主な要因は人間活動であり、稲作の緑肥として用いられ始めたこともあって、本来自生していなかった地域にも分布を広げている〔。特に、アメリカ大陸から持ち込まれた種(ニシノオオアカウキクサなど)がアジアやアフリカに持ち込まれ、中国などではすでに定着している〔Kannaiyan (2002) p.282〕。一方日本では、生育地の消失や農薬の使用などによって、在来種の個体数が各地で減少している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アカウキクサ属」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Azolla 」があります。
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