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アカウミガメ(''Caretta caretta'')は、爬虫綱カメ目ウミガメ科アカウミガメ属に分類されるカメである。本種のみでアカウミガメ属を構成する。 == 分布 == 大西洋、太平洋、インド洋、地中海〔小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ1 ユーラシア、北アメリカ』、講談社、2000年、110、218-219頁。〕〔環境省 自然環境局 生物多様性センター * 絶滅危惧種情報(動物)- アカウミガメ - 〕 産卵地としてはアメリカ合衆国東部、オーストラリア北部、オマーン、ギリシャ、トルコ、日本、ブラジル、南アフリカ共和国などが確認されている〔。日本国内では鹿島灘、能登半島以南で繁殖する〔千石正一監修 長坂拓也編著 『爬虫類・両生類800種図鑑 第3版』、ピーシーズ、2002年、313頁。〕。年に100回以上の産卵例がある産卵地として遠州灘海岸、和歌山県南部、日南海岸、屋久島などが確認されている〔。 アメリカ合衆国の産卵個体群はアゾレス諸島、日本の産卵個体群はメキシコのカリフォルニア半島沖まで孵化後に回遊する〔。日本の産卵個体群は成長すると再び日本近海まで回遊することが、標識や発信機による調査、分子生物学的解析から確認されている〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アカウミガメ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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