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アカシュモクザメ : ウィキペディア日本語版
アカシュモクザメ

アカシュモクザメ (赤撞木鮫、学名:''Sphyrna lewini''、英名: Scalloped hammerhead)はシュモクザメ科に属するサメ。世界中の暖かい海の沿岸に生息する。全長4.3 m。「撞木(シュモク)」とは、鐘をたたく木槌のことである。
==形態==
最大で全長430cm、体重152.4kgに達する〔''Sphyrna lewini'' Froese, R. and D. Pauly. Editors. 2010. FishBase. World Wide Web electronic publication. www.fishbase.org, version (09/2010).〕。北西大西洋では、雄は全長1.8m(体重約29kg相当)、雌は2.5m(体重約80kg相当)で成熟する〔Biological Profiles: Scalloped hammerhead Florida Museum of Natural History Ichthyology Department.〕。頭部の"ハンマー"は湾曲し、中央に窪みがあることが特徴で、他のシュモクザメ類と見分けるポイントになる。和名の”アカ”とは肌と肉の色に赤みが入っていることからであり、外観が赤いと言う訳ではない。シロシュモクザメは名前のように、肉の色が白みがかっていることから、その名が付いている。
2013年11月、アメリカサウスカロライナ大学のジョー・クワトロ(''Joe Quattro'')教授らの研究チームは、アカシュモクザメの標本を詳細に分析した結果、外観はアカシュモクザメに非常に似ているものの遺伝子レベルで異なる新種のシュモクザメを発見した。このように形態的分類が困難な生物は隠蔽種(英:cryptic species)として知られ、英名で「カロライナ・ハンマーヘッド」(英:Carolina hammerhead)と名付けられた今回の新種もそのひとつである。今回の研究論文は、電子ジャーナル「Zootaxa」(英:Zootaxa)に発表された〔「The Carolina hammerhead, a new species of shark, debuts サウスカロライナ大学公式サイト 2013年11月8日付(英語)〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アカシュモクザメ」の詳細全文を読む



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