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アカハナグマ : ウィキペディア日本語版
アカハナグマ

アカハナグマ () はハナグマ属に属する哺乳類の1種。南米に生息する。体重2–7.2 kg、全長85–113 cmになるが、全長の半分は尾が占める〔Kays, R. (2009). South American Coati (Nasua nasua), pp. 526-528 in: Wilson, D. E., and R. A. Mittermeier, eds. (2009). ''Handbook of the Mammals of the World.'' Vol. 1, Carnivores. ISBN978-84-96553-49-1〕。体色は個体差が大きく、尾の縞模様は薄れることもある。だが吻部は白くならず、この点で中米に分布するハナジロハナグマと区別できる〔。
== 分布 ==
南米の熱帯から亜熱帯域に広く生息する。分布域は主にアンデス山脈より東の低地で(一部、標高2500mで見られる地域もある)北はコロンビアガイアナから、南はウルグアイ・北部アルゼンチンまで。南米の国家ではチリにのみ分布しない〔〔。
アンデス西部での分布域については多少の混乱があるが〔Eisenberg, J., and K. H. Redford (1999). ''Mammals of the Neotropcs: The Central Neotropics.'' Vol. 3, p. 288. ISBN 0-226-19541-4〕、エクアドルの西部、コロンビアの北部と西部から本種の記録がある〔Decker, D. M. (1991). ''Systematics Of The Coatis, Genus Nasua (Mammalia, Procyonidae) .'' Proceedings of The Biological Society of Washington 104: 370-386〕〔Guzman-Lenis, A. R. (2004). ''Preliminary Review of the Procyonidae in Colombia. '' Acta Biológica Colombiana 9(1): 69-76〕。ハナジロハナグマは、南米では唯一、コロンビア北西部、パナマとの国境に近いウラバ湾からの記録があるのみである〔〔。ヤマハナグマ属 は本種より体が小さく、より標高の高い地域に分布するが、その分布域は本種と大きく重なっている〔Helgen, K. M., R. Kays, L. E. Helgen, M. T. N. Tsuchiya-Jerep, C. M. Pinto, K. P. Koepfli, E. Eizirik, and J. E. Maldonado (2009). ''Taxonomic boundaries and geographic distributions revealed by an integrative systematic overview of the mountain coatis, Nasuella (Carnivora: Procyonidae).'' Small Carnivore Conservation. 41: 65–74.〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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