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アクタ・ディウルナ アクタ・ディウルナ(ラテン語:Acta Diurna)とは、かつて古代ローマにあった新聞に似た官報の一種で、新聞の起源や「世界最古の新聞」と言われる〔ブリタニカ国際大百科事典〕。「アクタ(''Acta'')」は「議事録」を意味し、アクタ・ディウルナは「その日その日の議事録」と言う意である。「アクタ・プブリカ(''Acta Publica'')」や「アクタ・ポプリ(''Acta Populi'')」などの別名もあるが、単に「アクタ」や「ディウルナ」と呼ばれた。「ディウルナ」は後に「ジャーナリズム」の語源になったことで知られる〔ジャーナリズム本来? 〕。 白塗りの板に文字が刻まれた掲示板のようなものであったとされ、元老院の議事を中心として法廷記事や一般市民の出生・死亡などのニュースを取り混ぜてローマの市民に公示された。 五賢帝時代の歴史家、政治家ガイウス・スエトニウス・トランクィッルスの『』によるとガイウス・ユリウス・カエサルが執政官(コンスル)に就任した紀元前59年に、「」と共にカエサルの命令によって定期的に発行されたとされる。アクタ・セナトゥスは特に元老院の議事や議決を記載したもので、アウグストゥスの時代に禁止令が出されている。 アクタ・ディウルナは明らかではないが、330年頃には実態を失っていたとされる。 == 脚注 ==
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アクタ・ディウルナ」の詳細全文を読む
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