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語彙的アスペクト(ごいてきアスペクト、lexical aspect)とは、述語とその項・付加詞の持つ時間的特徴によって決定される相(アスペクト)である〔〔。 アクチオンスアルト(ドイツ語:Aktionsart)〔〔、文核のアスペクト〔とも呼ばれる。 ==金田一の4分類== 日本語研究では、金田一春彦の1950年の論文「国語動詞の一分類」〔が語彙的アスペクト研究の先駆けとなった〔。 金田一は、テイル形(〜シテイルという形式)にできるかどうかと、テイル形にした場合の意味に基づいて、日本語の動詞を4つに分類した。 さらに、金田一は、この動詞分類がテイル以外の様々な文法形式の可否や意味解釈においても有効であることを示した。 一方で、後に奥田靖雄〔が批判するように、金田一はル形(〜スルという形式)とテイル形の対立をアスペクトの対立としては捉えていなかったため、ある動詞がテイル形になったときになぜ特定の意味になるのか、という問題意識は形成されなかった〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「語彙的アスペクト」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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