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アクラム・ペールワン（Akram Pahalwan、1930年 - 1987年4月12日）は、パキスタンのプロレスラーである。 == 概要 == パキスタンを代表する格闘一家「ボル・ブラザーズ（Bholu Brothers）」の一人で、その強さからパキスタンでは「英雄」と称えられていた。 モハメド・アリとの試合で世界的に有名になったアントニオ猪木の対戦相手に名乗りを挙げ、1976年12月12日にカラチのナショナルスタジアムで対決が実現した。この試合はいわゆるシナリオに沿った興行ではなく、ノールール・マッチだったと一部で言われているが試合の映像を見ると、猪木、アクラムともにパンチやキックなどの打撃技は一切使っていないことから、なんらかのルールがあったものと思われる。 試合は開始直後から異様な展開になり、ペールワンは組み合う最中に猪木の腕に歯型の傷が付くほど強烈に噛み付いた。それに応報するように猪木はペールワンの目に親指を突き入れ〔猪木は「フェイスロックを極める際の流れがそう見えるだけ」と述べており、目突き行為を否定している。〕、戦意を喪失させる。加えてスタミナを著しく消耗していたペールワンは猪木にアームロックを完全な形で極められるがギブアップせず、腕を脱臼させられ3R1分5秒ドクターストップで敗北。ペールワンはこの試合で片目を失明したともいわれており、同年限りで現役を引退している。 対戦した猪木はペールワンを「とにかく体が柔らかく、組んでからものをいう体幹のパワーがあった」、「日本的にいえば力士をウェイトダウンさせたような感じ」と評している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「アクラム・ペールワン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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