|
アグニV (アグニファイブ、)は、インドの防衛研究開発機関 (Defence Research and Development Organisation; DRDO)で開発が進められている大陸間弾道ミサイルである。これは、インドの (Integrated Guided Missile Development Programme) のもとに進められているアグニシリーズミサイル開発計画の一部を成すものである。 アグニVは、2012年4月19日にインド東部のオリッサ州沿岸にある において打上げ試験が実施され、成功したと発表された〔〕。DRDO の V.K. Saraswat 長官は、アグニVの正確な射程は機密事項とされていると述べていたが、打上げ試験直後に射程は5,500-5,800 km であると述べている。'')は、インドの防衛研究開発機関 (Defence Research and Development Organisation; DRDO)で開発が進められている大陸間弾道ミサイルである。これは、インドの (Integrated Guided Missile Development Programme) のもとに進められているアグニシリーズミサイル開発計画の一部を成すものである。 アグニVは、2012年4月19日にインド東部のオリッサ州沿岸にある において打上げ試験が実施され、成功したと発表された〔〕。DRDO の V.K. Saraswat 長官は、アグニVの正確な射程は機密事項とされていると述べていたが、打上げ試験直後に射程は5,500-5,800 km であると述べている。 == 概要 == インドの上級防衛科学者の一人である M Natrajan 博士は、2007年に、防衛研究開発機関 (Defence Research and Development Organisation; DRDO) はアグニVとして知られる アグニIIIの改良型 (以前はアグニIII * (アグニ・スリー・スター)またはアグニⅣとして知られていた)の開発にかかっており、4年以内に完成する。このミサイルは約6000km におよぶ射程を持つ予定である、と公表した 。2010年9月に DRDO の V.K. Saraswat 長官は、最初の試験発射は 2011年の第四四半期に実施される予定であると発表した〔Agni-V To Be Test Fired in 2011: DRDO 〕。 インド軍は、2段式で射程が約3500km のアグニIIIの開発が完了し、昨年導入前試験が完了したことから、すでにその導入を開始している。これはまた、アグニI (射程 700km) とアグニII (射程 2000km 以上)の運用開始を早める結果となっている。 さらにまたアグニVを導入しようとする理由の一つは、アグニV が他の他のアグニシリーズのミサイルとは異なるキャニスター発射型であり、保管が容易で、さらに全高 17.5メートルもあるミサイルを容易に道路運送可能であることがある。もう一つの理由は、アグニV は現在並行して開発中の MIRV(多弾頭個別照準可能再突入体)ペイロードを運搬可能となる予定であるからである。 打上げ質量約50トン、開発費用250億ルピー以上のアグニVには、リング・レーザー・ジャイロスコープや加速度センサーのような先進技術が組み込まれる予定である。その第1段はアグニIIIのものを継承しており、第2段はアグニIIIのものを改造したものを用いている。第3段は 5000kmの飛行を確実にするため、アグニIIIより小型化されたものとなっている。 DRDO はさらに、2層防衛式の BMD (弾道ミサイル防衛) システムの試験を加速している。このシステムは敵の弾道ミサイルを大気圏の内側と外側の両方で追尾し破壊するように設計されている。PDV と呼ばれる新型の迎撃ミサイルが既存の機種に追加される予定である。 〔〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アグニV」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|