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アゲシラオス2世[あげしらおす2せい] アゲシラオス2世(、紀元前444年 - 紀元前360年、在位:紀元前400年 - 紀元前360年)は、エウリュポン朝のスパルタ王である。 == 即位まで == アゲシラオス2世はアルキダモス2世とその2人目の妻エウポリアの子であり、キュニスカ(古代オリンピックにおいて最初に優勝した女性)の兄弟であり、先王アギス2世の異母弟である。 アゲシラオスの若い頃についてはリュサンドロスと親密な仲であった以上は分かっていない。紀元前400年にアギス2世が死んだ時アゲシラオスはアギスの子レオテュキデスと王位を争い、レオテュキデスはアギスの妻ティマイアとアルキビアデスとの不義の子であるという噂(アギス本人が一時それを認める発言をしていた)を利用して彼を追い落とした。こうして齢40にしてアゲシラオスは王位に上った〔パウサニアス, III, 8-10〕。また、自分の意のままになる者を王位につけようとしたリュサンドロスの働きかけも彼の登位の原因の一つであった。とはいえ、即位後のアゲシラオスはリュサンドロスを遠ざけるようになったため、リュサンドロスの目論みは外れた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アゲシラオス2世」の詳細全文を読む
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