翻訳と辞書 |
アザラシ肢症[あざらしししょう] アザラシ肢症(アザラシししょう、phocomelia)とは、特徴的な四肢の長骨がない、または短く、手または足が直接胴体についているため、アザラシのように見えることから名付けられた先天性疾患の1つ。 その他、内臓の配置異常等の広範囲の異常を引き起こしているものもある。原因としてはさまざまなものがあると考えられるが、1950年代後半(日本では1960年代前半)に大量発症した事例は、サリドマイドによる薬害が指摘されている。極端な場合は、無肢症とも呼ばれる。 == 原因 ==
=== サリドマイドによる大量発症 === 1950年代後半から1960年代前半に大量発症した事例は、抗てんかん薬として使用されていたサリドマイドが、つわりや不眠症の治療薬として用いられていたが、妊婦が妊娠初期に服用することによる副作用である催奇性により、胎児に影響が出たものとされている。〔参考文献 日本臨床血液学会 医薬品等適正使用評価委員会,多発性骨髄腫に対する サリドマイドの適正使用ガイドライン,p5-6〕 〔参考文献医学用語辞典〕
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アザラシ肢症」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|