|
アシュタ・プラダーン(マラーティー語: 、Ashta Pradhan)は、インド、マラーター王国の8人の大臣の総称である。アシュタ・プラダード(Asta Pradhad)、八大臣(the Council of 8)とも呼ばれる。 == 概要== 1674年、シヴァージーはマラーター王国の王として戴冠すると、クシャトリヤの政治論に倣って、八大臣の制度を制定した〔小谷『世界歴史大系 南アジア史2―中世・近世―』、p.209〕。大臣は以下の通り。 *ムクヤ・プラダーン(Mukya Pradhan)あるいはペーシュワー(Peshwa) - 宰相 *アマーティヤ(Amatya) - 財務大臣 *マントリー(Mantri) - 内務大臣 *セーナーパティ(Senapati) - 軍務大臣(軍総司令官) *スマント(Sumant) - 外務大臣 *サチーヴ(Sacheev) - 書記長官 *ニヤーヤディーシュ(Nyayadhish) - 首席判事 *パンディト・ラーオ(Pandit Rao) - 大司祭 シヴァージーの死後、孫のシャーフーの時代に政治権力はペーシュワーの手に移り、その地位は世襲となった〔小谷『世界歴史大系 南アジア史2―中世・近世―』、p.214〕。シャーフーが死ぬと、バーラージー・バージー・ラーオにより王国の実権は完全にペーシュワーの手に移った〔小谷『世界歴史大系 南アジア史2―中世・近世―』、p.216〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アシュタ・プラダーン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|