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アシュランド級ドック型揚陸艦 : ウィキペディア日本語版 | アシュランド級ドック型揚陸艦[あしゅらんどきゅうどっくがたようりくかん]
アシュランド級ドック型揚陸艦(アシュランドきゅうドックがたようりくかん、)は、アメリカ海軍が運用していたドック型揚陸艦の艦級。 準同型艦として、主機関を蒸気タービンに改正したカサ・グランデ級があるが、こちらも本級の一部として分類されることもある〔。 == 来歴 == イギリス海軍では、大陸反攻作戦を想定して、1940年ごろより各種揚陸艦艇の開発に着手した。これにより、車両人員揚陸艇(LCVP)や機動揚陸艇(LCM)など各種の上陸用舟艇が開発されたほか、戦車などの重装備を揚陸できる戦車揚陸艇(LCT)、より航洋性を向上させた戦車揚陸艦(LST)なども登場した。しかし、上陸用舟艇は母艦のダビットから吊り下ろされて発進するため、発進に手間取り同時発進数が限られる上に荒天時の運用が難しいという問題があった。またLSTは非常に有用であったが、門扉を有する特殊な艦首形状のために速力が遅かった〔〕。 このことから、同時に多数の上陸用舟艇を運用できる艦として構想されたのが戦車揚陸艇母艦であった。当時のイギリスでは、工業力の制約からこのような新コンセプト艦の建造は難しく、実際の建造はアメリカで行われることになった。これによって建造されたのが本級であり、アメリカ海軍ではドック型揚陸艦(LSD)と称された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アシュランド級ドック型揚陸艦」の詳細全文を読む
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