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アジアパシフィックラリー選手権(アジアパシフィックラリーせんしゅけん、Asia-Pacific Rally Championship)は、国際自動車連盟(FIA)が管轄するラリー選手権の一つ。その名の通りアジア・オセアニア地域を舞台に行われる。1988年創設。略称はAPRCで、日本国内ではアジパシと略されることが多い〔【ラリーは祭りだ!! “アジパシ”観戦ガイド】(1) - WEB TOKACHI・2010年5月8日〕〔【WRCラリージャパン】ワークスだけが三菱ではない…アジパシ、プライベータ - response.jp・2004年9月2日〕。 == 概要 == FIAが管轄するラリー競技において、世界ラリー選手権(WRC)の直下に位置するカテゴリーとして位置づけられており、WRCへのステップアップカテゴリーの一つという扱いとなっている(他に同様のカテゴリーとしてヨーロッパラリー選手権(ERC)などがある)。 ラリーの基本的なフォーマットはWRCに準じているが、WRCが通常3日間開催なのに対し、APRCは基本は2日間開催(稀に3日間開催もあり)なのが大きな違い。また使用する車両についても基本的にはグループN・グループA(グループA8は除く)・スーパー1600・スーパー2000規定の車を使用することとされており、ワールドラリーカーによる参戦は不可。 ポイントシステムは、総合順位に対するポイントはWRCと同じだが、APRCではそれ以外に、開催1日毎の結果のベスト3に対し「DAYポイント」と呼ばれるポイントが与えられる(1位 = 3点、2位 = 2点、3位 = 1点)。その関係で、トラブル発生時にスーパーラリー規定により競技に復帰した場合、WRCとは異なり総合順位からは除外され、DAYポイントのみが獲得できる。またポイントランキングの算出もノミネート制となっており、2009年の場合、参加者は全7戦中ポイント対象となる6戦をあらかじめ登録(ノミネート)しておき、その登録されたイベントのポイント合計で競う。 なおメインとなるAPRCのランキング以外に、オセアニア地域のイベント限定の「Pacific Cup」(2009年は全3戦)、アジア地域限定の「Asia Cup」(同じく全4戦中3戦のノミネート制)も存在するが、メディア等で取り上げられることは少ない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アジアパシフィックラリー選手権」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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