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腎症候性出血熱[じんしょうこうせいしゅっけつねつ]
腎症候性出血熱(じんしょうこうせいしゅっけつねつ、英:hemorrhagic fever with renal syndrome,HFRS)とはハンタウイルス属のウイルス感染を原因とする人獣共通感染症。ハンタウイルス属はブニヤウイルス科に属するRNAウイルスの一属。自然宿主は齧歯類であり、齧歯類では不顕性感染を示す。ヒトへの感染は感染動物の排泄物の飛沫を吸引することにより、あるいは咬傷を受けることにより成立する。ヒトでの症状は発熱、頭痛、腎不全、皮下および臓器における出血。治療は対症療法による。 == 原因ウイルス == 腎症候性出血熱の原因ウイルスはブニヤウイルス科ハンタウイルス属に属し、ハンターンウイルス(HTNV、宿主はApodemus agrarius)、ソウルウイルス(SEOV、宿主はRattus norvegicus)、ドブラバウイルス、タイランドウイルス、プーマラウイルス、アムールウイルス(AMRV)、Soochongウイルス、などがあげられる。プーマラウイルスは病原性が低く、それによって引き起こされる病名は流行性腎症と呼ばれている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「腎症候性出血熱」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Hantavirus hemorrhagic fever with renal syndrome 」があります。
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