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アジア横断鉄道[あじあおうだんてつどう] アジア横断鉄道(アジアおうだんてつどう、)は、国際連合アジア太平洋経済社会委員会 (ESCAP) の提唱しているアジア諸国の相互間およびアジアとヨーロッパを接続する鉄道路線網である。沿線国(アジア部分)は26か国、路線の総延長は81,000kmに及ぶ。 == 概要 == アジア横断計画ではできるだけ各国の既存の鉄道路線を利用し、国境部分でそれらを接続することで路線網を実現しようとしている。主にコンテナ車からなる貨物列車が運行される。これにより、アジア諸国間やアジアとヨーロッパの間での貨物の輸送時間や費用が削減されることが期待されている。また内陸国から港への接続路を作り、地域の経済発展を支えることも計画の目的の一つである。 なおイラク・シリア以南の西アジアは国連西アジア経済社会委員会 (ESCWA) の管轄のため、アジア横断鉄道の路線網には含まれていない。また太平洋諸国や日本、フィリピン、ブルネイといった島国も含まれていないが、スリランカとインドネシアには支線の一部が通っている。またブータン、ネパール、アフガニスタンには対象となる鉄道路線がない。 計画には国際鉄道連合 (UIC) と OJSD (主に旧共産圏の鉄道事業者の組織)が協力している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アジア横断鉄道」の詳細全文を読む
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